謎解き推理小説Vol.2「勇者とネコと情報屋」あなたの検索力試します！

【推理短編小説】

ある日のある場所、呆然と立ち尽くす1人と1匹

勇者は1匹の博識なネコをお供に、魔王退治の真っ最中だったが、突然見知らぬ場所にワープしてしまったようだ

勇者「お婆さんの言ってた通りの道を進んだのに、急に雲みたいなのに囲まれたと思ったらここはどこだ？」

ネコ「こんなのでホントに勇者なのかニャ・・・？」

勇者「うるさいぞ猫のくせに。そんなことより、まずはこの状況を調べないと」

ネコ「あそこに見える勾玉が16個ある模様が何かのお手掛かりになるかもニャ。なにかの暗号か、誰かの家紋か」

勇者「にしても人が多いな・・・。しかもみんな変わった服を着ている」

……「本日より新元号令和になりました。新しい時代の・・・」

勇者「新元号の令和！？それって西暦で言うといつだ！？」

ネコ「あそこに歩いてる若者の話だと2019年ニャ」

勇者「2019年！？そんなに時代を飛ばされたのか・・・。なぁこの時代に魔王なんかいるのかよ？」

ネコ「おいらもこの時代のことは詳しくないニャ。そういう時は情報屋に聞くのが一番ニャ」

勇者「情報やね～そいつはどこにいるんだ？」

ネコ「ニャーニャーニャー！ニャニャん？」

ネコ「あそこのカラスの兄ちゃんに聞いたら教えてくれたニャん」

勇者「お前カラスとも話せるのかよ・・・。で、どこだって？」

ネコ「このすぐ近くだそうニャ。湖、大きなショッピングモールが目印と言ってるニャ」

勇者「近くか！でも曖昧だなぁ。もう少し具体的に聞いてくれよ」

ネコ「ネコ使いが荒い勇者ニャ・・・ニャーニャーニャウニャン？？」

カラス「カーカーカァ！」

勇者「なんだって？」

ネコ「丸い緑色のマークの真ん中に白い人間の女が書いてある店でコーヒーを飲んでいるそうニャ」

勇者「緑色のマーク？」

ネコ「ただ、同じマークの場所が5つくらいあるそうニャ。その中でも一番高い場所にいるそうニャ」

勇者「そんだけ情報がありゃたどり着けそうだな！ありがとう！カラスの兄ちゃん！」

カラス「カァァー！」

【問１】

情報屋のいる店はどこ？

【問２】

情報屋がいる店の連絡先、下４桁を答えよ